2025

今年もいろんなことがありました。

大好きなバンドがメジャーデビューしました。

好きなグループが増えました。

昔から大好きなバンドと出合いこそ最近なもの、比較的高頻度でライブに通った濃密な思い出のあるバンドと、そのバンドきっかけで出会ったアイドルグループが対バンをしました。

そういう好きなものの交わりが今年はたくさんありました。


※このブログは一旦年末精算をするための助走だとお思いください。


今年の一年を振り返ってみるといっつもいらんことばっかり言ってる気がしました。

昔のツイートとか知人友人に送ったメッセージとか見るとこれを肉声でもやってると思うと本気で背筋が凍りました。


ふと思ったんですけど、「その発言、【任意の好きな演者】に聞かれても大丈夫ですか?」というのを念頭に入れれば不用意な発言が少しは減るのでは???

そんなうまくいくわけはないのですが

例えば私が冗談のつもりやその場のノリで何も考えず、思ったことそのままに悪い話(というか人によってはめちゃくちゃ不快な話)を街中でしていて、それをもし任意の演者に聞かれていたらどうか?という話。

めちゃくちゃ嫌ですね。


2026年の抱負

・会話はTwitterではない

・自由に話していい時は、できれば好きなことの話をしよう

・毒を吐かないとどうしようもない時は時と人を本当に選ぼう

・ありがとうとごめんなさいをこまめに言おう


これを22歳が"気をつけなければいけない"フェーズにあるのが本当に恥ずかしいですね

あと抱負というか目標としてはクビにならないがありますね


真面目な話をすると今年は数回環境が変わりました。自分がついていけてないが故に変な感じになっているのか、それとも自分をコントロールする努力を怠っているだけにすぎないのか。

まあ多分両方ですね。

それとかなり人の扱いが酷いなと思いました。


そんなこんなで私はずっと自己否定と共に生きており、来年は少しでもそれらの課題を解決しなければと思うんですが、非常に気が重いですね。まずは何も喋らない方がいいんじゃないかと思っていますが、それでも喋ることがやめられない。

こうして半分病み垢みたいなブログを書いて世に放ってしまうのもそういう悪いところなんですけど、これは半分モヤモヤの発散です、あとで8割くらい改変した清書もします。


喋るのが好きなのに、喋るたびに自分の首を締めている気がします。2026年は少しマシになりたいです。それが間違った価値観と言われても私はずっと普通になりたいし、迷惑で扱いづらい人間のままでいるくらいならなんの個性もない人間になりたいと思っています。そうしてやっと自分の好きなものを好きと言える気がするからです。


まあここまで病んだ勢いで全部書きましたが、これらは本当に極端なので、まあまた別に社会性と自己表現の折衷案が見つかればいいなという話でもあります。


おわり

 

P.S. これから半年経たずクビになりました。人生って面白いですね。

【LIVE(in the)BRAIN 2】新世界ノート2023

※執筆の遅れにより、当初15日担当予定だったものを16日に変更していただきました。申し訳ありません…!


この記事は、ハグルマルマ(@haguruma__ruma) さん主催の文章企画「LIVE(in the)BRAIN 2」に参加させていただき、執筆したものです。素敵な企画を用意してくださってありがとうございます…!

企画の詳細は、主催者様による以下の記事をご確認ください。

 

note.com

※本記事はUNISON SQUARE GARDENファンによる妄想で書かれたものとなっています。あくまでも二次創作としてお楽しみいただければ幸いです。


お題:「新世界ノート 2023」

私に割り当てられたお題は新世界ノートのリバイバル(?)ライブというもの。

正直言って2023年新規である自分がこのお題なのは荷が重いな…?と思いつつ、できる限りでセトリを組んでみました。


まず、新世界ノートを全曲順に書き出してみます。

1.アナザーワールド

2.センチメンタルピリオド

3.さよなら第九惑星

4.サーチライト

5.ライトフライト

6.箱庭ロック・ショー


田淵氏の「アルバムツアーだからといって、全曲やらなければいけないとは思わない」という考えを元にするとどれか一曲は省いた方が自然そうです。諸々考えた結果、1曲目のアナザーワールドを省いた5曲をセトリに組み込むことに。


会場設定:下北沢Club251

自分で設定しておきながらどうしても「キャパ300か……」の気持ちになりつつも、これは架空のライブ。現在CLUB CITTA'公演の争奪戦に4連敗している身の私ですが、きっとこのライブが開催されている世界線の私もチケット戦争に負けているのでしょう…

下北沢Club251といえば、新世界ノート(自主制作版)の初出である「箱庭ノスタルジア vol.2」の開催場所です。ごく個人的に下北沢でユニゾンを見たい気持ち、ある。


そんな狭い箱で開催されるライブのタイトルは『箱庭ノスタルジア2023』。

舞洲にぴあアリーナ等、各地の大きな会場に立つ2023年のユニゾンが創り出す、小さな箱庭をあなたの脳内に思い浮かべながら読んでみてください。


LIVE(in the)BRAIN 2『箱庭ノスタルジア2023』セットリスト

SE.絵の具(r-r ver.) / イズミカワソラ

1.サーチライト
2.ライドオンタイム
3.オリオンをなぞる
4.さよなら第九惑星
5.スノウリバース
6.MR.アンディ
7.君が大人になってしまう前に
8.センチメンタルピリオド
9.MIDNIGHT JUNGLE
10.摂食ビジランテ
11.ライトフライト
12.to the CIDER ROAD
13.catch up, latency
14.シャンデリア・ワルツ
15.場違いハミングバード
16.箱庭ロック・ショー
17.スペースシャトル・ララバイ

EN:なし

MCなし

 

本編


SE.絵の具(r-r ver.) / イズミカワソラ

最初期EPのリバイバルツアーという前提ではありますが、2017年から再録バージョンが使われるようになった経緯を踏まえ、あえてここは現状のまま。

 

1.サーチライト

単純に私がバラード始まりのセトリを愛しているだけです。

(このあとライトフライトと迷いましたが、アルバム順のセトリは流石にな…と思ったため泣く泣く中盤に移動してもらいました。)

イントロが始まった瞬間に息を呑みたい。この曲は全編真っ白の照明で見てみたい曲ですね。


2.ライドオンタイム

ライドオンタイムが!聴きたい!!

『俺の縄張り ガラクタ呼ばわり 勝手にほざいてろよ』など、JET.COらしい怒りや尖りが見える曲を序盤に置くと、なんとなくfiesta in chaosにおけるcody beatsを彷彿とさせますね。個人的にかなりこの順番はしっくりきています。


3.オリオンをなぞる

暗黒期だったと語られるJET.COを、ユニゾンの転機となるこの曲で救済するイメージで組みました。とはいいつつ、あくまでオタクの妄想とはいえ、本人は間違いなくこのセトリは組まないでしょう…

そしておそらくこの曲のイントロと共に田淵氏が走り始めるでしょう。


4.さよなら第九惑星

新世界ノートより2曲目。

苦悩や怒り・仄暗さを覗かせる曲でも、全体的にポジティブな印象が強くなるユニゾンの中では、ひときわ寂しい印象を放っているこの曲。前曲で『ナイフを持つその本当の意味が あなたにもし もしわかるのなら すごく嬉しいんだ』でやや不穏さを覗かせた後のさよなら第九惑星を浴びたい!!曲以上に不穏な照明演出で見たい!!!


5.スノウリバース

自主制作CD「1st demo CD」より。

ここで季節感が出てしまうのはなんだかな…と思いつつも、オリオン座は冬の星。なんとなく、さよなら第九惑星の後に来るのがバランス良いかな…と思い、ここに組みました。19歳の田淵さんが書いた曲であることも踏まえて。


6.MR.アンディ

こちらは流星前夜より。哲学的な雰囲気の漂う曲ではありますが、スノウリバースから少し雰囲気を変える意図で組みました。

 

7.君が大人になってしまう前に

全体的な曲調やメッセージのバランスで考えて組みましたが、多分この流れで本当に聴いたら泣いちゃうかもしれない。


8.センチメンタルピリオド

新世界ノートより3曲目。

なんとなくここがサビな気がしています。全体的に尖っているセンチメンタルピリオドに、『自分が誰で、何を知って、何のために生きてくのか きっと君はもうすぐわかっちゃうんだね』と前曲で問いかけていて欲しい。そしてそれをわかっていてセンチメンタルピリオドの「僕」には反抗していて欲しい。少し気持ち悪いかもしれませんがそんな妄想です。


9.MIDNIGHT JUNGLE

初期段階では全体的にややシリアスな感じが漂うセトリでこりゃ良いな…と思っていたのですが、よく考えたら同系統の曲が多すぎる上に、あまりにも選曲が素直すぎないか?と頭をよぎりました。おまけに(新世界ノートは置いておくとして)各アルバムの偏りが酷すぎる。最初の時点ではCIDER ROAD、Dr.Izzy、MODE MOOD MODE、Patrick Vegeeから1曲も入っていませんでした…

センチメンタルピリオドの尖りを残しつつ、該当するアルバムから選ぶとしたら…と考えてMIDNIGHT JUNGLEを組みました。


10.摂食ビジランテ

鬱憤解放ゾーン(と呼んでいます)の2曲目。このゾーンは照明も治安が悪い。

これは同アルバムの弥生町ロンリープラネットと似て、かなり初期っぽい構成の曲な気がしています。(WINDOW開けるの系譜)

なので違和感もなさそう。


11.ライトフライト

新世界ノートより4曲目。

順番は離れていますが、『高性能のヘッドフォンなんで 世界の音も聞こえません』からの『そして耳を塞ぐことをちょっとだけやめて』です。冗談抜きで2023年に演奏されたら魂が抜ける。

ここからラストパート。


12.to the CIDER ROAD

『サイダーロード もう迷わないで 早々に出かけよう』。

CIDER ROADの1曲目にしてさまざまな始まりを感じさせる曲ですが、ライブが終わってもバンドはこれからも続くし、人生も続いていくので、むしろ終盤に演奏することにロマンがあると思っています。


13.Catch up, latency

かなり初期に近いシリアスさがある曲だと思っています。(発売当時のインタビューでも、センチメンタルピリオドの名が出てきています)

UNISON SQUARE GARDEN、直球ど真ん中のストレートロック『Catch up, latency』が完成! メンバー3人が大いに語った(2018/10/29)邦楽インタビュー・特集|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

全体的にシリアスなこのセトリ中で『君も傷ついてきたんだね』と投げかける。おそらく実現したら私は号泣していることでしょう…


14.シャンデリア・ワルツ

重い!!!文脈が重い!!!

とは言いつつかなり聴きたい流れ。シャンデリア・ワルツが終盤に来るのはかなりベタすぎるかもしれませんが、Catch up, latencyからの流れは結構新鮮な気がしている。


15.場違いハミングバード

2023年の夏フェスシーズンにフェスセトリ入りしましたね…ぶっちゃけハミングバードは前に何の曲が来ても決まる感じがある。


16.箱庭ロック・ショー

新世界ノートより5曲目。

『新世界が描けるのなら』でタイトル回収。場違いハミングバードに続き、BPMが年々速くなることに定評のある曲が並んでしまいましたが、それも含めてこの17年の軌跡として聴いてみたい。あえて新世界ノート版くらいのBPMでやって欲しい気持ちもあります。

次でラスト。


17.スペースシャトル・ララバイ

箱庭ロック・ショーで終わりかと思いきや、スペースシャトル・ララバイを聴いてひっくり返りたい。Ninti Peelの中でも何気に初期っぽいとの意見がちらほら見られた曲。

アンコールは無しで、この曲で終わらせてほしい。そんな潔いスペースシャトル・ララバイが聴きたい一心でここに組みました。


EN:なし


以上になります。


あとがき

アンコール・MCなし17曲とかなり短すぎてこれはどうなんだ…?と思いましたが、小さい会場でここまで潔くやってくれたらいいな〜、なんて考えながら組んでみました。

初案ではシュガーソングとビターステップも組んでいましたが、インディーズアルバムのリバイバルライブ、かつキャパ300と、ここまでニッチなライブではライト層はあまり来ないだろうと想定し、かなり泥臭く攻めたセトリにしてみました。

企画に参加されている他の方々のように、架空のレポを書くという形ではどうもうまく行かなかったので、個人的な感想を含めた架空セトリ解説になってしまいましたが、このセトリを元に皆さんだけのライブの情景を思い浮かべていただければ幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

改めて、素敵な企画を用意してくださったハグルマルマさん、ありがとうございました!

ROF-MAO「Challengers」の感想を殴り書きさせてください

私の推しVtuber、加賀美ハヤトさん属するユニット "ROF-MAO" の新曲が公開されました。私は今興奮のままにこれを書き殴っています。

 

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10月発売の1stフルアルバム収録に先立って公開された曲なので興味を持たれた方は是非10月発売のアルバムもチェックしてほしいです。なぜならROF-MAOのアルバムはさまざまな方向から強すぎる楽曲が飛んでくるので… (1st EPの「Cruck Up!!!!」の楽曲提供陣を見ていただければ楽曲オタクの方はだいたい理解できると思います。アニソン界隈からバンド界隈、ニコニコ界隈まで幅広い製作陣を連れてくるのがROF-MAO楽曲の特徴とも言えるのですが、Q-Mhzにsyudouさんにヒャダインさんに首藤義勝さんに…かなり豪華な顔ぶれです。)

ブログは書くのに時間がかかるために感想が新鮮ではなくなりがちなので、今回はこの新鮮な興奮を文字に残すため新曲公開直後の今の感想を殴り書きさせていただきます。そのためパート分けなど情報が正確でない可能性がある点ご了承ください。

また、私はROF-MAOをユニットとして応援しており、4人とも好きなメンバーですが、加賀美さん単推しで普段活動を追っているのも加賀美さんのみであるため、他メンバーと加賀美さんについて知っている/言及できる情報量が著しく異なる点をご理解いただけると幸いです。

 

爽やかかつ今までのROF-MAOにはない系統

※この節だけ異常に長くて脱線が多いです。

ROF-MAOはこの2年弱の活動の中で8曲(ボーナストラック枠の「むじんとうのうた」「のうぎょうのうた」を除く)リリースしてきており、そこまで膨大な曲数ではないのでまだ被りを避けるのも容易ではあるのですが、爽やかなロック調だと「New street, New world」「ラックハック」「知っている手紙」が挙げられる中、この3つのどれにも似ていない感触のロック調になっています。

曲説明には「ハードなロックサウンド」とあるのですが、サビのfuturebass的なアプローチやAメロのsynth popっぽい電子ドラム音などが合わさり、様々なジャンルがミックスされていて楽しい。(あとどこかでめちゃくちゃ低いsubbass音が鳴っててびっくりした。ロックサウンドの曲でなかなか鳴らないはずの音がする。)

そんな中で私が感じたのは、K-POPの日本向け曲っぽさでした。

基本的に私はK-POPオタクをしていた時代から日本向け楽曲の"韓国語で作られた曲に無理やり日本語を当てはめた感"がどうにも受け付けなかったのですが、その中にもK-POP感と日本のアイドルポップスらしさがミックスされている良い曲もかなりの数ありました

それらに近いバイブスを感じたのは先述のfuturebass的アプローチが一時期K-POPで流行していたタイプのものに近いことと、ラップパート(この曲だと2番Aメロ)が要因かもしれません。

[MV]SEVENTEEN - Happy Ending MV - YouTube

↑サビのfuturebass的アプローチはこの曲っぽい。

[MV] PENTAGON(펜타곤) _ Like This - YouTube

↑日本向けではありませんが、K-POPで流行したタイプのfuturebassは主にこんな感じでした。その中でも特に好きなもの。

PENTAGON - 「COSMO」MUSIC VIDEO - YouTube

↑PENTAGONの日本語曲且つfuturebassっぽい曲だと「COSMO」もおすすめです。(COSMOの楽曲提供はGLAYのTERUさん。)この曲は透明感もさることながら色んなジャンルの混ざった感じが楽しくて大好き。

ROF-MAOはその爽やかでカッコいい男性が4人揃った圧巻のビジュアルや、楽曲の爽やかさやポップさからアイドルらしい印象を受けますが、公式も「Vtuberユニット」と称していますし、何よりも"媚び"を嫌う剣持さんは結成時「アイドル売りをしようとしたものから消していく」と発言する、アイドル呼ばわりされた暁には大暴れしまくるなどの尖りようです。

なのでROF-MAOをアイドルと扱わないのが界隈の暗黙の了解ではあるのですが、私としては、公式の売り出し方はアイドルっぽい楽曲+TVバラエティっぽい公式番組+Vtuberらしさを混ぜたものがROF-MAOのブランディングだと踏んでいます。なので様々な文化からの文脈が混ざり発展している最中のVtuberらしいユニットであり、公式の「Vtuberユニット」という称し方はROF-MAOをそっくり体現しているようでしっくりきます。

とはいえ、楽曲はどうしてもアイドルらしいものがほとんどで、今回のChallengerもアイドルポップスっぽい仕上がりです。アイドルじゃないのにまたアイドルっぽいことしてる〜!と突っ込むのもまたROF-MAOの楽しい追いかけ方かもしれません。

 

剣持刀也さんの歌のクオリティが爆上がりしている

歌ってみた動画のほとんどがコラボ、歌枠を3年ほどとっていないなど活動における歌の比率は控えめながら、確かな歌の実力を持ち、3Dライブ常連で、趣味全開なオリジナル曲も複数リリースしており、ROF-MAOでもメインボーカル的立ち位置な加賀美さん。

普段の天然全開な姿とはまた違うダークな魅力とセクシーな歌声をオリジナル曲や歌動画で披露してくれる不破さん。

にじさんじ内でも歌枠や歌動画、オリジナル曲リリースの頻度がトップクラスで高く、作詞作曲やギター弾き語りもこなす甲斐田さん。

そんな3人と比べると、剣持さんは4人の中で最も歌をメインとしない活動をしています。3Dライブイベントにはよく出演するもののソロの歌ってみた動画は5年半弱の活動の中でファンソング「Sharpness...」のカバーのみで歌枠は滅多にせず、メイン活動はゲーム配信と雑談。(ちなみにその唯一のソロ歌ってみたも現在は非公開です)

ソロイベントも歌よりも劇やミニコーナーがメインになっていたようです。

本人もあまり歌に自信がある方ではないようでしたが、ROF-MAOきっかけかボイトレに通っているようで、それを裏付けるようにどんどん歌のクオリティを上げています。

活動初期の歌枠やコラボ歌ってみたと、ROF-MAO初オリジナル曲の「New street, New world」を比較しただけでも実力の変化がわかりやすいのですが、なんだか3Dライブやオリジナル曲リリースがある度に「また歌上手くなってる?!」と驚いている気がします。

今年4月にあった不破さんの新3Dモデルお披露目配信での「イケナイ太陽」カバーでは歌声に厚みが増し、さらにはがなりまで入れてきて本当にびっくりしました。(初期と比べるとなんとなく加賀美さんの歌い方に近づいている気がする。そう考えるとROF-MAOの歌声ってかがみもち/アニコブに二分できる気がしますね…)

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今回のChallengersでもわかるように声に力強さが増していますが、「塞がなくていいんだよ 僕らは独りじゃない」パートではかなり心にくるしっとりとした歌い方もしているなど、歌声の引き出しが増えているように感じます。オタクが第三者の立場からなに偉そうなこと言ってるんだという感じで非常に申し訳ないのですが…

剣持さんの歌に関しては、元々は優しいパートを歌わせるとびっくりするほど化けるという印象だったのですが、歌声が厚くなり力強さが増したことにより、しっとりしたパートとの差がさらにハッキリついた気がします。

ちなみに「知っている手紙」を初めて聴いた時、「そう うつむいたって良いんだって気持ちは忘れないで」パートではかなり衝撃を受けました。普段シニカルなジョークや暴言を吐いたり尖って暴れまくっている姿とのギャップでかなりドキッとしてしまった…

 

ROF-MAOの音源では初、加賀美ハヤトさんのデスボイス

※推しメンについての節なので本当に長いです。

加賀美さんはハードロック・ラウドロックオルタナティブロックを好んで聴き、オリジナル曲もほとんどが激しいものとなっています。にじさんじ内でも歌を得意とするライバーさんは多くいますが、その中でもシャウトやデスボイスを出せるライバーさんは珍しいため(現在は不破さん、Ikeさん、渡会さんと増えましたがデビュー当時の2019年7月だと加賀美さんが確か初でした)より特異な存在感を放っており、加賀美さんのアイデンティティのひとつであるとも言えます。

そんな中でも、加賀美さんはROF-MAOの楽曲ではデスボイスをはじめとして個性的な歌い方をフルで使うことはなかったように思います。

ビジュアル系を彷彿とさせる、音程の上下が激しい歌い方(1音目を跳ね上げる感じ)や、語尾を下げるようなセクシーな歌い方も加賀美さんの歌の特徴として挙げられると思うのですが、他の場で聴ける個性的な歌い方は調和を重視してかROF-MAOでは封印されてきました。

(それでもあの力強い歌声が聴こえると一瞬で社長だ!とわかるので社長は本当にすごい。)

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↑「加賀美ハヤト」を象徴するWITHIN。V系っぽい歌唱法にデスボに盛りだくさん。作詞も手がけたこの曲には加賀美さんのブランディングと意思が全て詰まっているように感じられます。

もちろん加賀美さんの性として封印しきれなかったのか、昨年7月の「Aim Higher」の時に披露したLet's get party started!ではしれっと「歓声\キャー!/」に紛れてシャウトしていました。1人だけ歓声どころか魂の叫びがおる。

なのでずっと封印し続けるわけではないんだろうなとは思っていましたが、特にシャウトしなさそうなChallengersでギターサウンドと同化するくらいの音量でシャウトし始めたのでびっくりしました。

とはいえ曲中でもギターサウンドが轟音で鳴っているパート且つ他メンバーが複数人で歌っている部分の後ろで遠く叫んでいる感じなので浮いている感じもなく、むしろ社長が叫んだ瞬間に爽やかに感じられたサウンドが重く尖ったものに聴こえるのがすごい。特にバックの音増えてないのに。

 

より個性が際立った4人の歌声

さきほど剣持さんと加賀美さんの歌について長文を綴ったためなんとなく偏りがすごくなってしまいましたが、不破さんと甲斐田さんの歌声も語らずにはいられません

この2人は似た声質を持っているように聞こえますし、個人的にはこの2人が「ROF-MAOの平均声」だと思っています。他3人と違う声質を持った剣持さんや飛び抜けたパワーボイスをぶっ込んでくる加賀美さんのパートの後にこの2人のパートが来るとROF-MAOらしさをストレートに感じる。

もちろん似た声とはいえ本質は違っており、細かい表現にはそれぞれの個性が表れています。不破さんは色気を、甲斐田さんは今にも消えてしまいそうな儚さを滲ませるのが本当に上手だと思う。不破さんはI wanna! You wanna!のような元気な曲ではバーチャルホストらしくキザさ全開で歌ってくるのですがそっちも大好き。

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↑Aim Higherではバク転をかました伝説の曲。KEYTALK首藤義勝さん提供のノリノリダンスロックです。イベントで披露されると多幸感がマシマシになる。

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↑ROF-MAOは基本的にポップだったり明るい曲がほとんどなので、是非不破さんのオリジナル曲やソロ歌ってみたを聴いて温度差に驚いてほしい。

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↑甲斐田さんはソロとROF-MAOで特に曲内で見せる表情が変わることはないのでギャップで風邪を引くことなく楽しめますが、私はどうしても甲斐田さんの泣きそうな儚い歌い方に弱い…

歌のクオリティをびっくりする速度で上げてきた剣持さん、にじさんじ内でも歌を得意として活動してきた中でさらに表現を強めてきた加賀美さん、不破さん、甲斐田さん。曲中で4人が生きているように感じられるのはリアルタイムで更新され続けるコンテンツならでは。

***

私は「個性のばらつきのオタク」を自称しています。にじさんじをはじめとするVtuberにハマったきっかけも、それぞれ違うルーツや世界観を持つ個性がバラバラのVtuber/バーチャルライバーたちが同じフィールドの下で共存し、関わり、新しい出来事をリアルタイムで作っていくドラマチックさに惹かれたからでした。ROF-MAOもそれぞれ違う活動スタイルを持ち、性格も好みもバラバラな4人がスタッフから突きつけられる過酷なロケ・企画をなんとかこなしていき、楽曲やそれを披露するライブの場では4人で非常にクオリティの高い歌を披露してくれます。

普段は剣持さんが中指を立てたり暴言を吐いたり甲斐田さんや加賀美さんがいじられたり不破さんがいつも通りの天然を発動し場の流れを一瞬止めるなど、めちゃくちゃなやりとりをしあっている4人ですが、剣持さんがテレビジョンのインタビューで言っていた通り"同じ方向を向いて"エモくてかっこいい曲を歌っているこの事実が最高だなぁと楽曲が公開されるたびに思うのです。

 

ここまでオタクの感想殴り書きでした。歌詞の温度感的にもかなり大事な役割を担っていきそうなChallengers。この曲を、約2年活動してきたROF-MAOの現在地を示す、ROF-MAOにおける新たな定番曲として私は受け取りました。今後も発展し、良くも悪くも変わっていく点で不安定な足場のVtuberというフィールドにおいて、アイドルではないユニットというアイデンティティを確立し続けるための新たなアプローチをしていくROF-MAOを、これからも追っていけたら面白いなと思います。

19度目の724によせて

だいぶ遅めの724です。まずはUNISON SQUARE GARDEN、19周年おめでとうございます。

だいぶ中途半端なタイミングではありますが、どこかで書こうと思っていた、私がユニゾンを追い始めることになったきっかけの話をしようと思います。駄文ですが、温かい目で見守っていただけると幸いです。

 

第一段階

遡ること2011年、母親がTIGER&BUNNYにどハマりしており、私が初めて聴いたユニゾンの曲は「オリオンをなぞる」でした。とはいえど当時の私は曲はほぼ覚えておらず、どちらかといえば母親が終盤あたりの展開に納得いかず、それまでのオタクの姿から一変してしまったことの方が衝撃的だったのでした。恐らくあれが人生で初めて目の当たりにした解釈違い。

そこから4年経った2015年、血界戦線がアニメ化され、どハマりした母親の手によって家には突如単行本が置かれ出しました。母親が友人から借りた「シュガーソングとビターステップ」のシングルがよく流れるようになり、そこからは「天国と地獄」や「シャンデリア・ワルツ」など母親がiTunesで単品購入した他の楽曲を私も共用ライブラリでごちゃ混ぜにして聴いていました。その後も「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」にどハマりする、Dr.Izzyリリース期には「パンデミック・サドンデス」に撃ち抜かれ単品購入するなど諸々を経て、2016年の時点でiTunesライブラリにはユニゾンの曲が10曲ほどありました。

それでも何かが噛み合わなかったのか私は他のジャンルのオタクをしながら歳をとっていったのですが、2018年末には友人からMODE MOOD MODEを借りる、受験期には「君の瞳に恋してない」をヘビロテする、2019年ごろにはTwitterの相互の影響でユニゾンメンバーの別活動であるXIIXやTHE KEBABSの存在まで知るなど、なんだかんだでユニゾンに触れてはいたのでした。これがだいたい第一段階になります。

 

第二段階

時は流れ2022年3月。なんだかんだで高校3年間の大半を注ぎ込んでいたK-POPの推しグルが事実上の解散により消滅し、次なる生息地を探し求めた私はなぜかVtuberに辿り着きます。そこで私はQ-Mhz提供曲である、ROF-MAOの「New street, New world」にどハマりします。Apple musicの2022年のリプレイによると9ヶ月間で536回聴いたらしいです。私の2022年はこの曲でできていたと言っても過言ではありません。

この楽曲にどれくらい田淵さんが関わったかは定かではありませんが、クレジットに田淵さんと関わりのある岸田勇気さんやヒトリエのイガラシさんがいることから恐らく無関係ではないでしょう。そこから派生し、田淵さんが楽曲面のプロデュースを行っているDIALOGUE+の楽曲、田淵さんが個人名義で楽曲提供を行ったVtuberさんの楽曲などを聴く機会が増えました。田淵さん提供楽曲で一番聴いたのは天音かなたさんの「特者生存ワンダラダー!」でした。ちなみに私はこの曲を聴くと8割の確率で泣きます

そんなこんなで田淵さん周辺の音楽を細々と聴きつつVのオタクをする日々の中で、ある日iTunesのライブラリを全曲シャッフルして作業していたところ、突然「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」が流れてきます。確か当時その曲を聴くのはだいぶ久しぶりだった気がするのですが、「この曲ってもしかして…歌謡曲がベースになってる…ってコト?!」とハチワレ化した私はそこから数日夜な夜なドライブ漬けでした。これが二段階目になります。

 

恐らく運命の瞬間

そこからほんの少しだけ時間が経ち、同年11月。始めたばかりのバイトから帰る電車の中で私は、当時ユニゾンが行っていたツアーの追加公演の存在を知ります。念入りにライブの詳細を見てみると、翌年の1月10日。なんと私の誕生日でした!しかも曜日は火曜日。学校はない。バイトはあいにく固定シフトでしたが申請すれば休める。これは行ける…!

当時別ジャンルと洋服にほぼ全財産を溶かしていた私は即FC入会!FC先行申し込み!とはいかなかったのですが、まぁなんとかオフィシャル先行まで我慢し、無事にチケットを勝ち取ります。

だったのですが、恐らくそこからの過ごし方が良くなかった。まず申し込みを決めた時から全曲履修すべきだったのですが、当時は熱量がメインジャンルに持って行かれていたのもあり、全曲覚えて行ったのは確かCatcher In The SpyとPatrick Vegeeのみでした。とはいえども、当時で全120曲はとうに超えていたであろうユニゾンの全曲を短期間で覚えてライブに行くのはそれなりに根気のいる行為でしょう。一応ライブ前日・当日にアルバムを数枚リピートして聴きながらライブまでの時間を過ごすなど、高校の定期テスト期間を彷彿とさせるような努力はしていました。しかし私は痛恨のミスを犯していました。ライブにて2曲も披露されることになる1stフルアルバムをまともに履修していなかったのです…

 

fiesta in chaos 追加公演

そしてついにライブに挑むことになります。「一応ざっと履修はしたけど…まあカオスとkaleidoは普段から聴いてたしこの手のツアーでそんなレア曲やらんか!」なんて死亡フラグを立てつつ、会場は暗転しライブが始まります。さっきサウンドチェックでHatch I Needの音したし多分勝った。平気平気。とか思っていると…

まずい、1曲目から分からんやつきた!!!!

1曲目の10% roll, 10% romanceで見事にフラグを回収します。あっでもこれ多分聴いたことはあるな…?MODE MOOD MODE入ってた気がする…など脳内をざわつかせつつ、周囲の客に「こいつ全然聴いてきてねぇな」と思われないようにノってました。oneとかtwoとか言ってるところに合わせて1のポーズとか2のポーズをしてるっぽいから…

コレめちゃくちゃ楽しいな?!?!?!

1曲目から大波乱でしたが、無事ライブの楽しさを5年ぶりに思い出したのでした。

ちなみにこの時をきっかけにライブ後数日間は10% roll〜にどハマりしてました。今ならいつどこで演奏されても暴れる準備はできてます。田淵智也さん、Ninth Peel nextではぜひご検討ください…

ちなみに2曲目のcody beatsも当時は未履修で、2曲連続で分からないと流石に焦りました。私なんかよりもずっとユニゾンを聴いていて大切に思っているようなファンの人で今回来れなかった人もいるはずなのに、私がこの理解度でこの場にいるのってかなりまずいのでは…?と過ったりもしましたがとにかく今はライブに集中。

そして3曲目、kaleido proud fiesta!やっとタイトルと曲名が一致する曲が来ました。実は当時やらないと思って構えてたんですが全然そんなことなかった。歌い出しの「かくして」で自らの死を覚悟しました。あんなに高い曲なのに外さずに歌える斎藤さん、あまりにも天才ボーカリストすぎないか…?

結局当時未履修だったのは「10% roll 10% romance」、「cody beats」、「放課後マリアージュ」、「サンポサキマイライフ」、「8月、昼中の飛行機雲と流れ星」、「フルカラープログラム」、「箱庭ロック・ショー」、「Cheap Cheap Endroll」でした。

冷静に考えてシュガソン→フルカラー→箱庭→シャンデリアの意味不明コンボ理解できてないの悔しすぎるよ。このセトリのおかしさが理解できるようになってよかった。fiesta in chaosのセトリは「解散するのかと思った」と言われるほど文脈的に重みのある曲だらけですからね…。

それでも時折思い出して聴いては救われてきた「シャンデリア・ワルツ」を聴けたこと、最後の最後に締めの一曲として演奏された「君の瞳に恋してない」の多幸感を生で浴びられたことは今でも忘れられません。当時この曲履修してればな…と思う曲はいくつもありましたが、当時自分の中で大事にしていた曲だっていくつも聴けたし、恥ずかしながらライブで初めて聴いた曲でも楽しかったし。

このライブをきっかけに、バイトの給料の入ったタイミングでUNICITYに入会し、Ninth Peelツアーには追加公演含めて2回参戦するなど本格的にユニゾンを追い始めるようになりました。無事にオタクの出来上がりです。履修が中途半端な状態ではありましたが、今ではとにかくライブに行ってよかったなと思っています。ライブきっかけで好きになった曲もいくつかあるわけですし。

そんなわけでNinth Peel next、非常に楽しみです!マスターボリュームとナノサイズスカイウォーク、検討よろしくお願いします!!!

 

本当はもっと語りたい観点があったりするのですが、これ以上脱線する前に締めの挨拶とさせていただきます。

私がこうしてユニゾンのオタクと化したのはライブが大きなきっかけだったりするのですが、それ以外にもユニゾンが好きであっている理由は当然もっとあって、その一つが泥臭さです。代表曲の「オリオンをなぞる」や「シュガーソングとビターステップ」からわかるようにユニゾンの持ち味はポップな音楽性と、捻くれているようで心の隙間をついてくる歌詞にあると思うのですが、バンドのことを深く探っていくと、ギター・ベース・ドラム各1名の誰一人もミスできないような緻密な編成と、それを死守しつつ3人の持つフルパワーでライブを成し遂げるその泥臭さが何よりもユニゾンを魅力的なバンドたらしめているのではないかと思うのです。インタビューでも時々触れられていますが、ユニゾンは決してメンバーが担当する楽器を同期で流してライブを行うことはありません。「カオスが極まる」でシンセの音が流れたり、「恋する惑星」でホーンセクションが流れるようなことはありますが、ギターを弾いているのは斎藤さんだけ、ベースを弾いているのは田淵さんだけ、ドラムを叩いているのは鈴木さんだけです。曲だけ聴いているとキザな印象すら受けるユニゾンですが、追ってみると実はシビアなことをやっている。このギャップが私は大好きだったりします。

私の毎日の良い瞬間も、あんまり画にならない瞬間も彩ってくれるユニゾンの音楽が好きです。改めて、19周年おめでとうございます!